吉本興業は24日、反社会的勢力の忘年会などに出席していたお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)ら所属芸人11人を当面の間、活動を停止し、謹慎処分にすると発表した。

「闇営業」をし、金銭をもらっていたことが分かったため。同コンビがMCのテレビ朝日系「アメトーーク!」(木曜午後11時20分)などの出演番組は大混乱に陥った。またワタナベエンターテインメントも出席していた所属お笑いコンビ、ザブングルの松尾陽介(42)加藤歩(44)を当面、謹慎処分とすると発表した。

◆「FRIDAY」の報道 7日発売の同誌で「吉本興業人気芸人が犯罪集団に『闇営業』」の見出しで、宮迫博之らが14年12月27日、都内ホテル宴会場を貸し切りにして行われた、振り込め詐欺グループの忘年会に出席したと報じた。同誌は動画も入手しており、宮迫は歌を熱唱するなどしたという。グループ元メンバーの「芸人1人につき、100万円は払ったと思いますよ」との証言も報じた。詐欺グループは大規模で暴力団関係者も多数在籍し、後に摘発されたとされる。吉本芸人らと同グループを仲介したのは、入江慎也だったと報じた。