V6井ノ原快彦(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season2」の26日最終回の平均視聴率が13・8%だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は15・2%、第2話は12・3%、第3話は11・6%、第4話は13・1%、第5話は12・7%、第6話は12・7%、第7話は11・6%、第8話は12・2%、第9話は14・3%、第10話は14・0%だった。

06年4月期放送開始の「警視庁捜査一課9係」に続く新シリーズとして、18年4月期にスタートした「特捜9」の第2弾。個性派ぞろいの捜査一課特別捜査班「特捜班」の活躍を描く。井ノ原のほか羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中越典子、原沙知絵、寺尾聰がレギュラー出演する。

最終回のゲストは嶋田久作、笠原秀幸ほか。弁護士の小林則夫が死亡する事件が発生し、特捜班が臨場する。遺体はなぜか指先だけが切れており、「J・P」と床に血文字が書かれていた。浅輪直樹(井ノ原)ら特捜班の面々はダイイングメッセージを疑う。監察医の早瀬川真澄(原)によると、死因は不明という。

鑑識の解剖により、全て同じ背広姿の男を隠し撮りした大量の写真がスマートフォンに残っていたことが分かる。それを見た班長の宗方朔太郎(寺尾)は、写真の背景から撮影場所を東京地方裁判所と指摘。さらに調べると、写真の人物が裁判官の桜井潤(嶋田)であることが分かる。

特捜班が小林と桜井の接点を探し始めた矢先、第2の死亡事件が発生する。死亡したのは弁護士の松井浩史で、床には血で「J」の文字が描かれていた。小林同様死因は不明だが、松井の足の裏に軽度の熱傷があることが判明。真澄は2人が感電死した可能性があると言い、連続殺人事件の様相を見せ始める。