嵐が1日、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで「ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会」(11月30日まで同所など)の初日を前に、取材に応じた。

今年CDデビュー20周年を迎えるが、グループによる展覧会は初めて。リーダーの大野智(38)は「こういう機会は今までなかった中で、20周年だからこそやる重みがあるんだなと思います。10周年の時にやっても、また違ったものになるんだと感じます。1人でも多く、いろいろな方に見に来てほしいです」とアピールした。

展覧会は、メンバーが全てをプロデュース。昨年秋から打合わせが始まったといい、今年に入ってから米ロサンゼルスで撮影などが行われてきたという。櫻井翔(37)は「最新技術の下見もして、長くいろいろな技術や知識も取り入れました」。最新技術を駆使した、360度囲まれたバーチャル空間で映像を楽しめるほか、コンサートの衣装が計35体、オフショット満載な20年の軌跡をたどる写真400点近くが展示される。

メンバープロデュースの個人展示ブースもあり、松本潤(35)は「僕は、普段ファンの皆さんに見ていただくことがまずないであろう、“裏”に寄ったものを見てもらおうとしました」。また相葉雅紀(36)は「嵐史上、すごいメジャーなものもあれば、コアなファンの方でも『何じゃこりゃ?』というものもあります」と明かし、「例えば、みんなで箱根旅行に行った時に、ゲームセンターでニノ(二宮和也)がとった犬のぬいぐるみまであります。軽い感じで選ばれたものもあります」と笑顔を見せた。

同展覧会は、東京会場での展示を終えると、大阪(12月下旬~来年3月下旬)福岡(同5月予定)宮城(同6月)と“旅”をしていく。櫻井は「全国のファンの皆さんに喜んでいただけるものになれば」。二宮和也(36)は「1つのグループの20年の成り立ちを見られるのはなかなかないので、ファンの皆さんはもちろん、後輩にも『こういう経路をたどってるんだ』と学んでもらえると思う。(展覧会に来れば)後輩や先輩たちに会えるかもしれませんよ」とファンに呼びかけていた。