ネプチューン原田泰造(49)が8日、東京・港区のフィンランド大使館で行われたテレビ東京系主演ドラマ「サ道」(19日スタート、金曜深夜0時52分)の会見と、フィンランドサウナアンバサダー授与式に出席した。

サウナを題材にしたタナカカツキ氏の「マンガ サ道」が原作。原田演じるサウナ好きの男、ナカタアツロウが伝説のサウナー・蒸しZを追いかけながら日本全国のサウナを旅する。

原作ファンで、実際にサウナが大好きという原田は、ドラマ化の決定に興奮冷めやらぬようす。主演オファーを「稲妻が落ちてきたような衝撃だった」と振り返り、「撮影は本当に幸せでした」とうれしそうに語った。「人を殺すとか、恋愛が始まるとかはない。ただサウナに入るだけ。でももう1度みたいな、サウナに入りたいなと思えるドラマです」とアピールした。

共演の三宅弘城(51)もサウナ好き。原田は三宅と過去にサウナで出会ったことがあるといい「体からすごい湯気が出ている人がいて、それが三宅さんだった」と回想。三宅も「頭を洗っている原田泰造さんに、最近会いました」と明かした。ドラマ出演を機にサウナにはまったという磯村勇斗(26)は、サウナ入浴で得られる多幸感を“ととのう”と説明し「今日も早くととのえたい」と笑った。

撮影中はほぼ裸。3人の絆も深まったようで、原田は「3人でいると、リラックスして。ネプチューンに変わる、ね?」と笑顔。ドラマを手掛けた長島翔監督は、撮影が進むにつれ俳優陣が股間を隠す「前張り」をしなくなったと明かし、「常に出ている状態。大きい画面でチェックしているけど、抜けてたらすみません」と謝罪した。原田は「(出ていたら)事故ですよ!」と盛大に突っ込んでいた。

この日、原田、三宅、磯村の3人はフィンランドサウナアンバサダーに任命された。任命書を受け取ると、原田は「やりました!」とガッツポーズ。「好きでサウナに入っていて、ドラマが始まって、サウナ好きのおじさんがこんなことになってしまった。『サ道』を通してサウナの素晴らしさを伝えていきたい」と意気込んだ。