女優石原さとみ(32)主演するTBS系ドラマ「HEAVEN?~ご苦楽レストラン~」(火曜午後10時)の第1話が9日に放送され平均視聴率が10・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。

同ドラマは、フレンチレストランを舞台にしたコメディー作品で、石原は風変わりなオーナー・黒須仮名子を演じる。お店を繁盛させる気など毛頭なく「自分が心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という欲求をかなえるためだけに開いた“超変わり者”。墓地の中に建つお店を舞台に、風変わりなオーナーと個性あふれる従業員たちが巻き起こす“至極のフレンチレストランコメディー”。

第1話の内容は、フレンチレストランで働いていた伊賀観(福士蒼汰)は、真面目な性格で営業スマイルができないため、仲間からも客からもまったく評価されていなかった。

しかしそんな彼を高く評価する女性が現れる。その謎の女性は黒須仮名子(石原さとみ)。彼女は近々オープンするという自分のフレンチレストランに伊賀をスカウトする。

「スタッフに必要なのはオリジナリティー。あなたはいいサービスマンになるわ。きっと」。その言葉に心を打たれ、彼女の店で働くことを決意する伊賀。

だがそのレストランは駅からも繁華街からも住宅地からも遠く離れた墓地の中にたたずむ店で、しかも彼女が集めた従業員は、元・美容師見習の無邪気なコミドラン・川合太一(志尊淳)、牛丼屋の店長を5年務めていた店長・堤計太郎(勝村政信)、人に言えない秘密を抱えている不運の天才シェフ・小澤幸應(段田安則)、資格取得が趣味の元・銀行員ソムリエ・山縣重臣(岸部一徳)と、小澤以外はフレンチ未経験の素人ばかり。仮名子はなぜそんな彼らを集めたのか? はたして店は無事にオープンできるのか?