俳優市村正親(70)が13日、東京・TOHOシネマズ日比谷で、声優出演した映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」(湯山邦彦、榊原幹典監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

98年公開の第1作がフル3DCGになって生まれ変わった作品で、市村は第1作と同じく最強のポケモン、ミュウツーを演じた。

11歳と7歳の2人の息子も客席で見ており、「21年前、まさか22作目に出演できるとは思っていませんでした。21年前にはいなかったわが息子2人も客席で見ております。ミュウツーの力は偉大」とあいさつした。

作品のテーマ「本物VSコピー」にちなんで、自分のコピーがいたら? と質問されると「僕のコピー2人が見ている。一緒に共演がしたい」と、息子2人にラブコールを送った。

さらに、21年前との違いについては「昔の作品を見た人たちが、僕のことをミュウツーの声をやった人だ、とあこがれの目で見る。21年前はそんなに注目されてなかった。21年たって、皆さんの目つきが変わった。ミュウツーは最強のポケモン。21年たって、僕も最強の俳優になった」と話して胸を張った。

ほかに小林幸子、山寺宏一、レイモンド・ジョンソン、松本梨香、中川翔子が出席した。