4人組ロックバンドBUMP OF CHICKENが13日、埼玉・メットライフドームで全国ツアーの埼玉公演を開催した。

ボーカル藤原基央(40)が「こんばんは、BUMP OF CHICKENです。会いたかったぜ~、埼玉!」と呼びかけ、ファン3万6000人から大歓声を浴びた。代表曲「天体観測」や、最新アルバム「aurora arc」収録曲の「話がしたいよ」「新世界」などを披露した。

前日12日から同所で全国ツアーをスタートし、この日が2日目の公演。ベース直井由文(39)は「BUMP OF CHICKENもこのメットライフドーム初めてなんです。なんか、いいですよね。緑が見えて、雨の匂いもして、夏の始まりって感じがします」。ギター増川弘明(39)は「令和初(のツアー)だし、メットライフドームも初。気持ちよくやらせていただいています」と笑った。

同所は屋根付きのドーム球場だが、半屋外の構造となっている。藤原は「虫がさっきから結構ね、白いTシャツ着てるから、『あそこだー!』って、来るんだよね」と話して、笑いを誘った。その上で「服とかに虫がついてるかもしれないけど、『あいつもライブ楽しんでいるんだな』って思って、見てくれたらいいなと思います。最高の夜です。どうもありがとう」と感謝し、拍手を浴びた。

ツアーは全国のドームやライブハウスで全18公演を行い、11月4日の東京ドーム公演が千秋楽となる予定。