大泉洋(46)主演のTBS系主演ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(日曜午後9時)の第2話が14日に放送され平均視聴率が11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。

同ドラマは「半沢直樹」「下町ロケットシリーズ」「陸王」などの原作者、池井戸潤氏の最新作が原作。大泉演じる大手製造会社「トキワ発動機」の出世を絶たれたサラリーマン君嶋隼人が工場の総務部長に左遷され、かつて強豪チームだったトキワ発動機ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネジャーも兼務することになる。左遷された男と低迷するラグビー部の再起をかけた戦いが描かれる

第1話の視聴率は13・5%だった。

第2話の内容は、トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋(大泉洋)は大きな困難に直面していた。新監督人事が進まないのだ。キャプテンの岸和田(高橋光臣)からも早く監督を決めるようお願いされるが、ラグビーの経験も知識もない君嶋にはどんな人物がふさわしいのかわからない。ない知恵を絞っても始まらない。君嶋はこれまで培ってきた経営戦略室での経験から戦略を練る。チームを優勝させるには優勝経験を持つ者を監督にしたい。しかし前GMの吉原(村田雄浩)が残していった候補者は物足りない。そんな時、多英(笹本玲奈)が先日城南大学の監督を退任したばかりの柴門(大谷亮平)の名を口にする。柴門は大学を3連覇に導いた男で、なんと君嶋とは知り合いだった。君嶋は柴門に監督就任を打診するが、取り付くしまもなく断られてしまう。それにはアストロズ関係者も知らなかった過去の出来事が関係していた。

監督人事に苦しむ一方、君嶋は元上司の脇坂(石川禅)から滝川常務(上川隆也)によるカザマ商事買収話が順調に進んでいると聞く。この話が成功して滝川が次期社長になれば君嶋が本社に返り咲く可能性は限りなく0に近づく。