ワハハ本舗・梅垣義明(60)が19日、東京・山野ホールで950人を集めて「梅垣義明60 還暦記念リサイタル!~本物のシャンソンが歌える年になりました~」を開いた。

梅垣は曲の合間に周囲をついたてで囲って、上から顔だけを出してトークしながら衣装替え。「今日はきゃりーぱみゅぱみゅを山野ホールで見たと言え」と観客に命令して笑わせた。

得意の客いじりもさく裂。「千の風になって」では、歌いながら主に毛髪が薄い客に狙いを定めて頭にろうそくを立て、お墓にするようにひしゃくで水を掛けた。最後には卒塔婆を3本まとめて、男性客の背中に突き立てた。梅垣は「広島公演の時に客の背中に卒塔婆を立てようとしたら、般若の入れ墨がでてきた。ビックリしたけど、そのまま突き立ててやった。私はお客さんも小道具だと思ってるからね」と笑った。

そして“舘ひろし似”の男性を観客席から捜し出してステージに上げ、その股間に小型のししおどしを装着。梅垣がししおどしに水を注ぐ度に、股間でコ~ンという風情のある音が響きわたった。Tバック姿の「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね」では、歌いながら観客のスマホを自身の股間にねじ込んだ。さらにステージに上げた女性の年齢が91歳と知ると「すごい! 60歳なんて言ってるけど、私なんかまだまだひよっこ。あと30年は頑張れる」と話した。