爆笑問題の太田光(54)が21日、MCを務めるTBS系「サンデージャポン」(日曜午前10時)で、20日に謝罪会見を開いた宮迫博之(49)田村亮(47)の闇営業問題について語った。

番組では、冒頭からCMまたぎで約25分にわたって謝罪会見VTRを紹介。田中裕二(54)は「まさに命がけの会見だった」とした。

太田は「宮迫はよく覚悟してやったなと」と切り出し、「芸人が一番つらいのは舞台を奪われること。それを奪ったら反乱する。そこは会社側が甘くみたんじゃないかと思う」と持論を展開した。「芸人は舞台にさえ立てれば表現できると思っているから、テープは要らないし、テープ以上の再現ができる。(会見は)見事な、滑らない話だったと思う」と話した。

また、「あの状況になったら自分なら逃げちゃう。あそこに出てくるということは芸人を続けようという覚悟があり、謝罪をしたいということ」とした。また一方で「あれを見抜けたのか」と疑問を投げかけた。個人的意見として、「あんなに追い詰められるほど重罪なのか。そういうやつらも含めて笑わせたいのが芸人」と意見を述べた。

出演したレイザーラモンHGの妻で女優の住谷杏奈(36)は会見VTR中に涙を流した。「会見を見て初めて知ったこともあった」とし、吉本興業岡本社長のパワハラともとれる発言について「(夫とは)コミュニケーションは取る方なので、その話は聞いていた。『吉本にいなきゃいけないの』と話した」ことを明かした。

高橋茂雄(43)は「今日ほど吉本であったことがイヤなことはない。宮迫さん、亮さんの言葉にうそはないと思うし、ああしなければいけなかったのが悲しい。なぜ、会社は会見をさせなかったのかを説明して欲しい」と話した。