お笑い芸人のキートン(46)が、所属する吉本興業をめぐる一連の騒動を受け、「変わるなら上層だけでなく下層まで変えてほしい」との思いをつづった。

キートンは22日、ツイッターを更新。吉本興業の岡本昭彦社長(52)が今日午後2時から闇営業問題や、宮迫博之と田村亮が20日の会見で述べた所属タレントへのパワーハラスメント疑惑などに関する会見を行うにあたり、「社長が会見で何を謝罪し、何を話すのかわかりませんが、多くの芸人の願いは会社が変わる事」とした。

社長の引責辞任などについては「社長が辞任しても会社が変わらなければ意味がないので、辞任に関してはどうでもいいです。普通は辞任すると思うけど。人事は同じでもいいから、会社に変わってほしいと本気で思います。私が社長なら辞任するけど」とし、「会社に変わる気があるなら、そう宣誓してほしい。変わるなら上層だけでなく下層まで変えてほしい、最下層はギャラ500円でいいです。変わらないなら、吉本興業は一切変わらない!と言い切ってほしい。それなら今後の事が考えやすいし」と私見を述べた。

また、「私は会社が変わる気があるなら、芸人に説明会のような事をやらないとダメだと思う。コンプライアンス研修や共同確認書にサインさせるような一方的なものではなく、ちゃんと芸人からの質問を受ける形で。そして変わらないのなら、事務所移籍を認める」と提案。「こんな事があっても変わらない会社なら、嫌気がさす芸人もいるはず。それでも圧力をかけて飼い殺しにするなら、逆に一本筋が通って立派だと褒めるべきか?」と皮肉たっぷりに牽(けん)制した。