日本テレビ「24時間テレビ42」で、24時間駅伝チャリティーランナーのアンカーいとうあさこ(49)は、番組の生放送内に間に合わなかったが、午後8時59分、嵐らが待つ両国国技館にチャリティーランナー4人で手をつないでゴールした。

午後8時50分ごろ、国技館の「サライ」や「負けないで」の合唱の中、あさこは両国国技館の敷地に入ると、「世界の果てまでイッテQ」で共演する内村光良(55)が並走し応援。ランナーの同局水卜麻美アナウンサー(32)やハリセンボン近藤春菜(36)、ガンバレルーヤよしこ(28)も一緒に走ったが、無情にも番組のエンドロールがスタート。ランナー4人で手をつないだゴールシーンは生放送されず、その後の「行列のできる法律相談所」内でVTRで放送された。

あさこはゴール後「時間内にゴールできなくてごめんなさい。でも4人のタスキを国技館に持ってきました」と第一声をあげると、残った観客から大きな拍手。疲労困憊(こんぱい)の様子ながら、並走した内村については「幻覚だと思った」。つないだタスキについて「びしょびしょです」と笑わせた。

第1走者の春菜は32・195キロを5時間41分2秒で完走。24日深夜2時10分にタスキを受けた第2走者よしこも同距離を5時間58分で走りきり、25日午前8時過ぎ、水卜アナと抱き合いながらタスキリレー。第3走者の水卜アナは42・195キロを6時間09分48秒で完走した。

放送時間内に完走できなかったのは、これまで、96年赤井英和、03年山田花子、07年萩本欽一、09年イモトアヤコ、13年大島美幸の5人。