乃木坂46が1日、東京・神宮球場で「真夏の全国ツアー2019」千秋楽公演を開催し、初代キャプテンの桜井玲香（25）がグループから卒業した。

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桜井はセンスの塊だ。もともと運動神経抜群で、デビュー当時、グループで一番足が速かった。歌もダンスも得意。演技力も高く、女優としても着実にステップアップしている。

キャプテンという立場上、ライブなどでスピーチを任せられることも多く、実はトーク面でもセンスの良さが際立っている。「事前に話す内容を考えておく」場面と「あえて考えずにその場の感情にまかせる」場面を、意識して使い分けている。準備して話す内容を覚えることも大切だが、ガチガチに固めすぎるとその場の流れに対応できない可能性もあるため、部分的に柔軟に構えているという。

柔軟さゆえ、時には新曲のタイトルを間違えて「ポンコツキャップ」と呼ばれることもあるが、愛される人間味も含めてファンを魅了し続けた。今後は女優としてさらにセンスを磨き、舞台や映像作品で輝きを見せてくれそうだ。【横山慧】