大阪市北区にあるMBSテレビの豊崎由里絵アナウンサー(31)が10月末で退社することが、7日までに分かった。

豊崎アナは13年4月に入社。一昨年夏に同局のスポーツ局先輩社員と結婚を発表し、今年1月5日に第1子の男児を出産。4月にスタートした夕方帯番組「ミント!」(月~金曜、午後3時49分=関西ローカル)の木、金曜にサブキャスターとして出演するため、3月25日に復帰していた。

同局関係者によると、豊崎アナは妊娠、出産を経て価値観が変わり、家族のあり方、仕事との向き合い方を再考し、決断したという。今後については「伝える仕事を続けていく意思はある」そうで、育児を優先しつつ、フリーアナウンサーとしての活動も視野にある。「ミント」の降板時期は今後決めるという。

豊崎アナは「痛快!明石家電視台」(月曜午後11時56分)で明石家さんまと共演し、昨秋の産休前まで進行の“相棒”を務めていた。また、「プレバト!!」(木曜午後7時)で浜田雅功とも組み、「サントリー1万人の第九」では羽鳥慎一と司会を務めたこともあり、同局女子アナのエース格の1人だった。