MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(水曜午後11時56分=関西ローカル)でMCを務めるブラックマヨネーズ小杉竜一(46)が16日、大阪・大東市で、昨年完走できなかった大阪マラソンの再挑戦に向けて体力測定を行った。

昨年の体力測定では、身長169・3センチ、体重119・2キロだった。今回の測定で、身長168・5センチ、体重は30キロ減った89・2キロになっていた。「身長の8ミリは毛のボリュームがなくなってんの」と驚いていたが「体重が90キロ切ったのは10何年ぶり。感動してます。うれしいです」と喜んだ。

前回は30・6キロ地点に設けられた5時間06分の制限時間に、約1分ほど間に合わなかった。指導してくれた98年バンコクアジア競技大会陸上男子1万メートル金メダリストの高尾憲司コーチ(44)と周りの応援の声に応えられず、悔しい思いをした。「高尾コーチと応援してくれたみなさんのために走ります。完走できるかできないかの思いで1年走ってきました」。昨年の12月から毎週走り、食事も見直した。今年9月に左足をケガしてしまったが、走れない間は水泳で鍛えた。

高尾コーチは「1年のトレーニングの成果が出ている。95%完走する。タイムは5時間45分を目指してもいいかな」と期待した。

小杉は京都府立桂高校ラグビー部出身。「これだけ太ってて2、3年前からちょっと走りだしたのに、膝と腰が痛くならんのはラグビーのおかげかな」と話した。ラグビーW杯日本大会の20日の日本対南アフリカ戦は「日本が勝つと思う。こんな歴史的な試合が見られるチャンス」と楽しみにしたが「マネジャーがライブの予定入れたんですよ。ラグビー芸人やのに。誰にも結果聞かずに帰ります:」と話した。

13日のスコットランド戦後、スリムクラブの真栄田賢(43)から「最高でした。内間も喜んでました」と連絡があったことを明かした。真栄田は「僕らも最近いろいろあって、私生活がオールブラックスのときもありました。この試合で精算されました」と言ったという。小杉は「真栄田は試合のたびに電話かけてきて、ひと言置いていく」と笑わせた。