元プロテニスプレーヤーでタレントの松岡修造(51)が20日、都内で、日めくりカレンダー「まいにち、新・修造!」(PHP研究所)発刊記念トークイベントを開催し、今日ラグビーワールドカップ(W杯)で南アフリカと対戦する日本代表を激励した。

松岡の熱いメッセージが人気の日めくりカレンダーの発売記念イベント。松岡は、自分のカレンダーに使う言葉「和心伝心」を引き合いに「和の心がどんどん伝わってる」とし、日本代表の快進撃について「ラグビーは世界で通用しないと思われていたけれど、それがこういう状況。『俺でもできる』と思う、和心伝心力が伝わってる」と日本全体の意識の高まりに期待した。今日の南ア戦についても「選手は誰ひとり(勝ちを)疑っていない。勝ったらスポーツ界、スポーツのとらえ方が変わる」と熱く語り、「ラグビーも日めくりカレンダーを作ったらいい」と持論を展開した。

応援団長を務める来年の東京オリンピック(五輪)についても「僕の人生は1年切ってるって感じ。そのくらい思いは強い」と意気込んだ。東京から札幌への開催地変更が検討されているマラソンについては「東京オリンピックだけど、日本オリンピックというとらえ方に、いい意味で広がった。僕は前向きにとらえています」とコメント。賛成かと聞かれると「いいとは言えない、日本の陸連のことを考えたら。全てを変えないといけないので」と複雑そうに話した。