ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(46)が、東京国税局に7年間で計1億3800万円の申告漏れを指摘されたお笑いコンビ、チュートリアル徳井義実(44)が過去に銀行預金の差し押さえがあったことや、社会保険に未加入だったことが明らかになり、「思ったよりもこれ酷いな」とコメントした。

堀江氏は24日にユーチューブにアップした動画で、徳井の件を解説し、「ちょっとでも世論が『徳井さん、ひどいんじゃないか』っていう方に振れると刑事告発される可能性は十分あります」と私見を述べていたが、今回新たな事実が判明したことを受け、「思ったよりもこれ酷いな。国税もよく許してるな」とツイートした。

吉本興業は26日、徳井の個人会社であるチューリップ社の法人税申告状況について公式サイトで説明。「まず、2010年3月期ないし2012年3月期分についてですが、各年の申告期限内に申告をしておらず、税務署からの指摘を受け、3年分を併せて2012年6月25日に申告しておりました。また、2013年3月期ないし2015年3月期分についても、各年の申告期限内に申告をしておらず、同様に税務署からの指摘を受け、3年分を併せて2015年7月23日に申告しておりました。以上のうち2013年3月期ないし2015年3月期分の3年分については、上記のとおり申告自体は時期を後れてでも完了させましたが、その納付については、再三にわたる税務署からの督促にもかかわらず、手続き怠慢により納付をしておらず、その結果2016年5月ころ銀行預金を差し押さえられるに至りました」とした。

さらにチューリップ社と徳井個人の社会保険料の納付状況について「2009年の法人設立時に社会保険の加入手続きをしていない状況が続いておりました。速やかに加入手続きをいたします」とした。