東京国税局に7年間で計1億3800万円の申告漏れなどを指摘されていたチュートリアル徳井義実(44)が、11月3日放送の第41回から出演予定のNHK大河ドラマ「いだてん」(日曜午後8時)の第40回が27日に放送され、番組終盤の次回の予告に徳井の映像はなく、声だけが流された。

BSプレミアムではこの日、午後6時から総合テレビに先行して第40回が放送され、次回の予告が注目された。徳井は64年の東京五輪女子バレーボール日本代表監督の大松博文監督を演じる。

次回予告ではバレーボールの練習シーンが映されたが、徳井が演じる大松監督の「死んでも立て」という声だけが流された。

一方、同番組の公式ホームページのPR映像にはこの日も大松監督を演じる徳井の姿が映し出されていた。収録はすでに終了している。NHKは11月以降の放送について「対応を検討中」としている。

徳井は「シブヤノオト」(土曜深夜0時5分)、BS1「球辞苑」(月曜午後7時)の出演者にも名前を連ねている。26日放送の「シブヤノオト」は放送されたが、NHKは同番組の次回以降と「球辞苑」について、「いだてん」と同様に対応を検討中としている。