米倉涼子(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の10月31日放送の第3回の視聴率が18・1%だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は20・3%、2回は19・0%と高視聴率を記録している。

米倉演じるフリーランスの天才外科医、大門未知子の活躍を描く人気シリーズの第6弾。勝村政信、岸部一徳、内田有紀らおなじみのキャストの他、ユースケ・サンタマリア、市村正親、今田美桜らが初参加する。

第3話のゲストは角野卓造、西原亜希。失言を繰り返す現職の厚生労働大臣、梅沢三郎(角野)が、「マスコミが騒がしいので入院させて欲しい」と東帝大学病院にやってくる。しかし、病院長代理のニコラス丹下(市村)はそれを拒絶。梅沢の秘書、竹田邦子(西原)は東京地検に逮捕され拘置所にいる蛭間重勝(西田敏行)のもとを訪れ、不起訴に持ち込む代わりに梅沢を病院でかくまうよう取り計らって欲しいと打診する。

不起訴となり東帝大病院長に復帰した蛭間は、さっそく梅沢を特患として入院させる。どこも悪くないはずの梅沢だったが、たまたま彼の口腔(こうくう)内を見た大門未知子は舌縁部に腫瘍を発見し、ステージ2の舌がんと診断する。

未知子は手術を含め48時間の治療を提案するが、丹下は少しでも長く入院させるために化学療法を選択。方針に反抗した未知子は、担当から外されてしまうのだった。