第70回NHK紅白歌合戦の加藤英明チーフ・プロデューサーが14日、取材に応じた。昨年大きな反響を呼んだ米津玄師に今年も出演交渉するかとの質問に「去年あれだけインパクトを残していただいたので、皆さんの期待が高まれば、出演交渉させていただくこともあると思う」と話した。

米津が作詞作曲した「まちがいさがし」を配信リリースした俳優菅田将暉が初出場するほか、同じく米津が作詞作曲したNHK2020応援ソング「パプリカ」を歌う小中学生ユニット「Foorin」も紅組で初出場する。

昨年の紅白で米津が大塚国際美術館(徳島)から生中継して話題を呼んだことから、「すでにどこかの美術館を押さえていたりするのでは」と質問が飛ぶと、加藤CPも大笑い。「実は去年の米津さんの出演交渉にも関わっていて、徳島には何度も足を運んだ。美術館を押さえたのは去年の今ごろだったなと」と振り返った。「出張の予定は」と聞かれると「業務上のことはちょっと」と苦笑いし「交渉の具体的な内容は発言を控えたい」とした。