軽い脳梗塞で入院していた美輪明宏(84)が、17日放送のラジオ番組で復帰した。

美輪はTBSラジオ「美輪明宏 薔薇色の日曜日」に出演し、冒頭で「はぁ~、何週間かお休みをいただきましてね、久しぶりの収録でございます。リスナーの皆様にもご心配をおかけして申し訳ございませんでした。お便りもたくさんいただきまして、本当に思いがけない有名な方だとか、無名な方でも、たくさんご配慮いただいてありがとうございます。人の心の温かさが今の時代にこんなにもあふれているかと思いましたら、ちょっと涙が出ました。ありがたいことでございます」と感謝の言葉を述べた。

体調について「言葉がちょっともつれたりなんかするのは残っておりますけど、痛みや何かはないんですよ」と説明。現在はリハビリに励んでいるという。今後については「まだお芝居はやりたいし、コンサートもやろうと思っていたんですけど、当分はちょっと筋肉の鍛錬をしないと、これは無理だなぁと思っているんですけどね」としたが、「まぁ、とにかくこうやってお話もできるようになって、まともに生活できるだけでありがたいことだと思っています。私は不死身です。不死鳥のようによみがえります。乞うご期待。ルンルン。ドラマでありましたね、『私は死にましぇーん』っていう、あれです。あれをそっくりそのまま使わせていただきたいと思います。ルンルン」と明るく話した。