4日に放送された水谷豊(67)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season18」(水曜午後9時)の第8話の視聴率が13・3%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は16・7%、第2話は15・4%、第3話は11・9%、第4話は15・7%、第5話は14・3%、第6話は15・2%、第7話は15・0%。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京と、反町隆史(45)演じるその相棒、冠城亘の活躍を描く人気刑事ドラマシリーズ。シーズン18を迎え、2クールで放送される。

ゲストは中村育二、山崎樹範、中村優子。冠城亘(反町)のもとに地元の幼なじみ、桝本修一(山崎)から連絡が入る。十数年ぶりに会った桝本は研究費3億円を横領した疑いで起訴された大学教授、皆藤武雄(中村)の保釈状況について知りたいと話す。桝本は新聞社から週刊誌記者に転職したばかりで、その日保釈されるはずだった皆藤を東京拘置所前で張り込んでいたが、一向に出てこなかったという。

調べたところ、その日准教授、高瀬佳奈恵(中村)と弁護士が保釈金3000万円を運んでいた途中、3人組に襲われ保釈金を奪われる事件が起きていたという。

皆藤は20年前、自らの研究を打ち切ろうとした大学長の不正を告発したことがあり、杉下右京(水谷)はその時の捜査を担当していた。右京は皆藤の研究にかける執念を感じていただけに、なぜ皆藤が自分の研究費に手を付けたのか疑問を抱いていた。