歌手グッチ裕三(64)が8日、東京・コットンクラブで、「グッチ裕三 withグッチーズ クリスマスディナーショー -That's Entertainment-」を行った。

昨年デビュー40周年を迎え、さらに円熟味を増すグッチ裕三。ディナーショー前に取材に応じ「バブル期には11月、12月で30本はクリスマスディナーショーをやったな~。そのうち10本くらいは闇営業だけど! ガハハッ!!」と、言外に冗談とにおわせつつネタにするグッチ節を見せた。

その後も「クリスマスソングを出せるのは欧米では一流アーティストの明かし。だからずっと憧れていた。去年も出したけど!」「3オクターブの声が出る。デビュー当時の首回りは38センチだったけど、今は43センチ。太っただけ」「音楽はどうでもいい。ウケたいだけ」など、どこまでが本当か分からないグッチ節を披露した。

今年を「光陰矢の如し。読んで字のごとく」と話した。来年については「現状維持! これといってありません」とし、ファンには「外食産業もよろしくお願いします」とメッセージを贈った。

ディナーショーでは、先月27日に発売したクリスマスソング「星屑のMerry Christmas」や40周年記念曲「最後のプロポーズ」など計19曲を披露した。