11日に放送された水谷豊(67)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season18」(水曜午後9時)の第9話の視聴率が14・0%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は16・7%、第2話は15・4%、第3話は11・9%、第4話は15・7%、第5話は14・3%、第6話は15・2%、第7話は15・0%、第8話は13・3%。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京と、反町隆史(45)演じるその相棒、冠城亘の活躍を描く人気刑事ドラマシリーズ。シーズン18を迎え、2クールで放送される。

ゲストは中村育士、山崎樹範、中村優子。大学准教授、高瀬佳奈恵(中村優子)が襲われる事件が起き、それをきっかけに横領容疑で勾留中の教授、皆藤武雄(中村育二)の保釈金を奪った強盗一味が捕まった。さらに、犯人の手引きをしていたのが佳奈恵であることが発覚。積年の恨みから、皆藤の研究を奪い取ろうとしたものと思われた。

その後、杉下右京(水谷)は皆藤の横領容疑も佳奈恵によって仕組まれたものと突き止める。右京は一命を取り留めた佳奈恵に自分の推理をぶつけるが、佳奈恵は「あなたはまるでわかっていない」とつぶやく。

一方、冠城亘(反町)も幼なじみの週刊誌記者、桝本(山崎)の動きを気にかけていた。桝本は皆藤の保釈状況に執心していたにもかかわらず、現在は一切の調査から手を引いており、亘が何度問いただしても「皆藤の事件にはもう興味を失った」と言うだけだった。