NHK連続テレビ小説「スカーレット」の第14週(1月6~11日)のあらすじを紹介します。

昭和44年1月。八郎(松下洸平)が陶芸展で金賞を取って以来、順調に個展や注文製作といった仕事が入り、喜美子(戸田恵梨香)は彼を支えることに専念していた。しかし信作(林遣都)に、本来の夫婦で陶芸をする姿ではないと指摘される。実は八郎は陶芸に行き詰まりを感じていた。

一方、たまに自由な作風で陶芸をする喜美子。さらにうわぐすりの知識が身についてきたことに、八郎は複雑な思いになる。八郎が若い弟子を辞めさせたところに、三津(黒島結菜)という東京出身の若い女性が弟子入りを申し出る。八郎の行き詰まりに、新しい材料を取り入れることを提案する三津。1人で焼き物の産地をめぐり勉強してきた三津に、喜美子は心を動かされ、難色を示す八郎を説得する。

いったん断られたものの、八郎のために良かれと思う喜美子は熱心に薦め、ついに三津は弟子入りする。川原家に住み込み、マツ(富田靖子)や百合子(福田麻由子)ともなじんでいく。三津に共感し、そのアイデアをいれてほしい喜美子。信楽の土にこだわる八郎と意見の違いが生じる。喜美子は八郎を喜ばせようと、作品を作って陶芸の次世代展に応募する。一方で八郎は、三津とのおしゃべりにある種の安らぎを感じるように。