女優橋本環奈(20)が9日、都内で、主演映画「シグナル100」(竹葉リサ監督、24日公開)完成披露会見に出席した。

同作は漫画家宮月新氏による同名漫画の映画化。担任教師によって自殺催眠をかけられた36人の生徒たちが、学内で繰り広げる生き残りをかけた狂気と絶望のデスゲームを描く。橋本はバドミントン部の樫村怜奈を演じる。

同作を「お化け屋敷のような作品」と称した橋本。「分かっていながらも驚いてしまうし、1人1人の死に方が印象的」と話した。また、「何が正義なのかも見る人によって感想が違ってくる作品なので、だれが見ても楽しめる作品です」とアピールした。20歳となって初の主演作品となるが、「節目の作品としてはインパクトのある作品でした」とほほ笑んだ。

会見には小関裕太、瀬戸利樹、中村獅童も登壇。中村は「みんな若いので居心地が悪い現場でした」と冗談を飛ばした。自殺催眠をかける担任、下部について、「なんか感じの悪い役で。最近こんな役ばかりなので…」と小声でつぶやき、最後は「たまには爽やかな役を待ってます!」と叫んだ。