オーストラリア出身の俳優クリス・ヘムズワース(36)が、昨年10月から猛威をふるっている森林火災からの復興を支援するために100万ドルを寄付することを表明したが、ハリウッドでは支援の輪が続々と広がっている。「マイティ・ソー」シリーズで知られるヘムズワースは、インスタグラムに動画を投稿してファンにも「どのような形でも1ドルでも良いから」と支援を呼び掛けているが、他にも同国出身の女優ニコール・キッドマン夫妻ら多くのセレブが消防士ら消火活動の前線で働く人たちや被害に遭った人たちの支援に乗り出し、SNSでも多くの人たちに支援を呼び掛けている。

数カ月続く森林火災ではコアラやカンガルーなど多くの野生動物も犠牲になるなど甚大な被害をもたらしており、現時点で2000万エーカーもの土地が焼けたと伝えられている。

歌手マライア・キャリーの元婚約者で同国出身の大富豪ジェームズ・パーカー氏は340万ドル、タレントで実業家のカイリー・ジェナーや英歌手エルトン・ジョンは100万ドルを寄付している他、俳優ラッセル・クロウやピンクらも寄付を表明している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)