20日に初日を迎える舞台「デスノート THE MUSICAL」のプレスコールが19日、東京・東池袋の東京建物ブリリアホールで行われ、出演者が意気込みを語った。

大ヒットコミックを15年にミュージカル化し、韓国、台湾でも大ヒットした作品をキャスト一新した。この日は、世界的名探偵、L(エル)が、犯人のキラと初めて対峙(たいじ)する「死のゲーム」の歌唱シーンなど、5場面を公開した。

デスノートを使って犯罪者の粛清を始める高校生、夜神月(やがみライト)を演じる村井良大は「音楽と物語と、すべてが詰まったエンターテインメントです」。ダブルキャストでライトを演じる甲斐翔真は、生で人間が演じることで、渦巻く感情を空気の中で見ることができる。楽曲によって心理戦がよりバチバチと表れると思います」と見どころを語った。

Lを演じる高橋颯は、ライトとの心理戦について「なかなかの白熱ぶりだと思います」と自信を見せ「会わなくても心の奥で戦いが行われていて、それを目の奥で感じ合っている様子をお見せできると思います」。稽古に入ったころは何も出来なかったと振り返り、「ここまで成長することができたとお見せしたい」と語った。

キラを崇拝する人気アイドル、ミサミサ役を演じる吉柳咲良は「自信をもって見ていただける作品。正解のない正義を楽しんでください」と話した。