女優原沙知絵(41)が4月期のBSテレ東ドラマ「女ともだち」(放送開始日未定、土曜深夜0時)で、18年ぶりに連続ドラマに主演することが10日、分かった。

80年代に連載され、恋愛に翻弄(ほんろう)される女性の心理を丁寧に描いた柴門ふみ氏の同名漫画「女ともだち」を令和版にアレンジし、ドラマ化。原は、不感症ながら大学同級生との不倫がやめられないバツイチのシューズデザイナー、乾セツを演じる。高校時代からの友達で、浮気性の夫に悩まされる磯山さやか(36)演じる小野沢ちさととの交流を中心に、複雑に揺れ動く女性たちの心模様を描く。

原は「1980年代に多くの女性たちの支持を集めた柴門ふみさんの名作を令和となったこの時代によみがえらせることは深いメッセージがあるように感じます」と話す。また「この作品を通して女性たちが抱える現実的な悩みにも注目していただき、多くの方々にも自分自身の人生と照らし合わせて考え、何か感じていただけたらと思います」。

芸能生活20周年を迎える磯山は「こういった作品、役柄に挑戦させていただくことは緊張もありますし、楽しみでもあります」と意気込む。「おそらくいつの時代も、これがリアルなんだろうなと胸が苦しくなります。もがいたり苦しんだりする中で、何かを見つけられるきっかけになればいいなと思っています」とコメントを寄せた。