12日に放送された沢口靖子(54)主演テレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の第33話の平均視聴率(関東地区)が11・7%だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、19年4月~20年3月まで通年放送される。

第33話のゲストは鶴田真由、清水ミチコほか。アメリカで大人気の照り焼きソース「テリヤキング」創業者で会長の本多嘉壱が、ニューヨークの自宅で死亡する。その2週間後、娘で日本支社専務の本多鏡子も屋外で死亡した状態で発見され、榊マリコ(沢口)らが臨場する。

土門薫(内藤)はテリヤキング日本支社へ向かう。嘉壱の長男、幸一は父とのけんかで3年前に日本支社長の座を追われ、現在は次男の光二が社長を務めている。しかし嘉壱が鏡子を社長にしようとしていたという話もあり、3人の子どもたちには深い確執があるようだった。

嘉壱は、これまでにも4人の資産家から莫大(ばくだい)な遺産を相続している“令和の毒婦”こと森聡美(鶴田)を相続人に指定していた。聡美が遺言公正証書を作らせると嘉壱は死亡し、その後娘の鏡子も死んだ。2人の死が無関係と考えられないマリコは、鏡子の血液から毒物の鑑定をするが、検出されない。

その矢先、鏡子の死亡推定時刻に聡美が殺害現場を訪れていたことが判明する。