NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の24日に放送された第146回の平均視聴率が20・8%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)は、武志(伊藤健太郎)の完成した大皿から小さな音が鳴っていることに気付いた。本焼きした後に細かなひびが彩るときの現象を見た武志は、その“生きている”皿に勇気をもらった。しかし武志の食欲は日に日に落ちていき、喜美子は体を案じた。そんなある日、信作が工房に新人を連れてきて、信楽の作品を集めた陶芸展の催しを年末にすることを伝えてきた。喜美子は武志に陶芸展に参加することを伝えると、武志も考えた末に参加することにした、という内容だった。