俳優佐藤二朗(50)が4日、自身のツイッターを更新し、MCを務めるフジテレビ系クイズバラエティー「超逆境クイズバトル!!99人の壁」(土曜午後7時)で、昨年の10月まで一部不適切な手法を用いて制作されていたことを謝罪した。

「残念だ。99人の壁と謳っているのに99人の解答者を揃え切れない回があったとの事。現在は改善されてると聞くが、お客様(視聴者の皆様)には心からお詫び申し上げる。スタッフと話し合い、褌を締め直した彼らと今後も作品を創ると決めた。真剣勝負。これこそが、この作品の誠意でなければならない」とコメントした。

同番組は100人の参加者の中から選ばれた1人が自分の得意の分野で、残りの99人を相手に早押しクイズで対戦して賞金100万円を目指す。フジテレビでは「100人の出場者を集めて収録すべきところ、人数が不足した場合、解答権のないエキストラを番組に参加させていたことが分かりました。本番組が標榜(ひょうぼう)している『1人対99人』というコンセプトを逸脱していた」と説明していた。