新型コロナウイルスに感染したテレビ朝日の富川悠太アナウンサー(43)がメインキャスターを務める同局報道番組「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の13日の平均視聴率が17・3%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。富川アナの感染発表後初となる放送として注目されていた。

この日、入院中の富川アナと自宅待機のフリーアナ徳永有美(44)に代わり、金曜メインキャスターの小木逸平アナ(45)とフィールドリポーターの森葉子アナ(33)が進行を務めた。

番組冒頭で小木アナは富川アナの感染を伝え、徳永アナやコメンテーター陣の出演を控えることを報告。また、富川アナは現在も肺炎の症状が続いているとし「番組で繰り返し感染予防を訴えてきた中で、このような重大な事態になったことを非常に重く受け止めております」と沈痛な面持ちで話した。

通常モニターを使った解説やニュースコーナーは森川夕貴アナ(26)、スポーツは清水俊輔アナ(40)が担当するが、この日は板倉朋希アナ(34)が担当。気象情報を担当する下村彩里アナ(25)も出演せず、森アナが天気を読み上げた。

当面は小木、森、板倉アナの3人体制で放送するという。