お笑い芸人のぜんじろう(52)が、大阪府の吉村洋文知事とタレントのラサール石井(64)の“舌戦”を皮肉った。

ラサールは26日のツイートで、吉村知事が新型コロナウイルス感染拡大防止のため休業要請に応じないパチンコ店名を公表するも、客が殺到したとの報道に触れ、「『皆さん、パチンコ屋が軒並み閉まって大変でしょう。今ならここが開いてますよお』と宣伝した結果になるの、わからんかったんかな」とチクリ。このツイートに対し、吉村知事は「大阪に700店舗近くパチンコ店があり、休業要請後に120店舗の開店状況と府民の苦情と専門家の意見。そこから詰めてきた結果の現在公表3店舗。ここだけ捉えて『分からんかったの?』とはお気楽な立場だよ。影響力ある立場なら『今だけはやめときましょう』位言えないのかね」と反論した。

ぜんじろうは、吉村知事の反論に「そんな優等生やったら芸人やってませんって(笑)」とし、さらに「あと、ラサールさんに『影響力ある』んだったら、安倍政権とっくに潰れてますよ(笑)」と皮肉を込めた。

なお、ラサールはぜんじろうのツイートに反応し、「確かに。影響力全くありません。ごまめの歯ぎしり。そんな呟きに反応していただいて大変申し訳ない。店名の公表がなんか『市中引き回しの刑』みたいに感じたので他に方法なかったのかと思った次第です。すみません気の利いた事も言えず」と自虐まじりに返した。