テレビ朝日系新ドラマ「M 愛すべき人がいて」(土曜午後11時15分)の第3話が2日に放送され、平均視聴率が4・4%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回からの視聴率は5・6%、5・4%だった。

歌手浜崎あゆみの誕生と、その裏に秘められた出会いと別れを描く小松成美氏の同名小説をドラマ化。“平成の歌姫”として頂点に上り詰めるアユを、ドラマ初出演の安斉かれん、アユを発掘するカリスマプロデューサー、マックス・マサを三浦翔平が演じ、マサに異様な執着をみせる眼帯の美人秘書、姫野礼香役を田中みな実が演じている。

第3話はレコード会社社長の大浜(高嶋政伸)は、流川(白浜亜嵐)が手掛けるガールズグループにアユ(安斉かれん)を加入させてデビューさせるとマサ(三浦翔平)に告げた。しかしマサは反論。ソロデビューを夢見ていたアユは複雑な気持ちを押し殺し無理に喜んだフリをした。翌日、マサは会議にアユを連れて行き、役員の前でソロデビューさせると宣告。一方のマサの秘書の礼香(田中みな実)は、大切なモノを奪わないで欲しいとアユに宣戦布告する。マサはアユの語る数々の言葉を思い出し、アユに歌詞を書くように指示。アユはマサへの気持ちやおばあちゃんへの気持ちの詞を作り、デビュー曲を完成させた。

第4話は同局が「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、撮影スケジュールに変更が生じているため、『M 愛すべき人がいて』第4話の放送を当面の間、延期させて頂きます」と報告し、放送延期が決定した。9日の放送分は第1話の特別編を放送する。