元SKE48でフリーアナウンサー柴田阿弥(27)が3日、パーソナリティーを務める文化放送「Society5・0 香格里拉(シャングリラ)」(日曜午前10時)に出演し、コロナ禍で生まれる新しいアイドル像について語った。

新型コロナウイルスがまん延し、握手会などアイドルとファンが接するイベントは軒並み中止になっている。柴田は、コンサートなどの大規模なものを含めた各種イベントの再開時期について「新型コロナウイルスが落ち着いて、さまざまな仕事が復帰してきても、おそらく一番最後になるでしょうね」と推察した。

また、コロナ禍を経てこれまでのアイドル像が変わる可能性を語り「会えるのが当たり前じゃなくて、会えないのが当たり前、松田聖子さんのように『見てかわいい』というような、遠いアイドルが流行ってくるかもしれない」とし、「そうなると、会えないアイドルとなると、圧倒的な美しさと、歌のうまさが必要になってくるのかもしれないですね」と持論を述べた。

“超スマート社会”を身近な視点で考える同番組はこの日、外出自粛が求められる中で注目を集める「バーチャルリアリティー(仮想現実)」について特集。VR空間上の世界最大級イベントである3Dアイテム展示会「バーチャルマーケット」について紹介した。番組中にVR空間の文化放送ビルや羽田空港を訪れた柴田は、「近未来でした」と驚きを語っていた。