NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の21日に放送された第39回の平均視聴率が21・7%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、裕一(窪田正孝)の曲がなかなか採用されず自信をなくす中、音(二階堂ふみ)は書き置きを残して豊橋に帰る。音ははじめて会う姉・吟(松井玲奈)の婚約者・鏑木智彦(奥野瑛太)に裕一のことを相談する。以前は、音のために曲をつくっていた裕一だったが、「誰かのために作っていないからうまくいかないのでは?」と音は鏑木から言われる。

音は早稲田大学の応援部団長の田中隆(三浦貴大)に「あなたのために曲をつくってもらう。気持ちを伝えて、心を動かして」と訴える。田中は涙ながらに早稲田を応援する気持ちをなぜ持ち続けられるのかを裕一に語る。その思いを聞いた裕一は、応援歌「紺碧の空」の作曲に取り組む。