アンジャッシュ児嶋一哉(47)が12日、女性スキャンダルが報じられ、10日に芸能活動自粛を発表した渡部建(47)がMCを務めるJ-WAVE「GOLD RUSH」(金曜午後4時半)に代役として出演し、謝罪した。

 

▽以下は児嶋の主なコメント。

「どうも…渡部の代わりにやらせていただくのは4回目。児嶋だよを言ってる場合じゃない。知らない方もいると思うんで簡単に触れると、渡部が不倫をしまして…笑えない、たちが悪い、相方から見ても気分の悪い不倫をして騒がせた」

 

(涙で声をつまらせ)「本当にバカで、大バカ。仕事もうまくいきプライベートも順風満帆。てんぐだった。勘違いしてた。人の痛みとか、思いやり優しさがないんですよ。だからこうなった。浮気した方々、スタッフ、僕に対する態度も駄目ですよ。なんで傷つくことを平気で言うんだと。10年前、けんかした。ぶっちゃけずっと、アンジャッシュは仲良しコンビではない」

 

(渡部に「心、入れ替える」と言われたことを明かし)「渡部は僕なんかより売れていて、叱るのが立場上、出来ず、弱かった。こういう僕の弱い部分も、アイツを甘やかした。すごく多くの方に迷惑をかけた。(これまでは)俺に謝ってくることがないんで、切なくなるけど『お前迷惑かけたんだぞ』と…叱れたのかな」。

 

「泣いちゃうんですよ…皆さん、心配している。僕のところに、これだけLINEなりメールが来ているということは、あいつのところにもたくさん来ている。CM…迷惑をかけている人々、どれだけいるんだよ。レギュラー10本、撮り直ししないといけない」と反省を繰り返した。その上で「J-WAVEも、しゃべりうまいんだから渡部がやった方が良い。事務所にもとんでもない迷惑をかけた。本当に申し訳ない」

 

「これからのことを、しゃべる状況じゃない。人間、そんなに簡単に変われると思っていない。心を入れ替えて、人の優しさが分かる人間にならないとダメ」と、まるで渡部に説諭するように語り続けた。そして「もし許されて、そういう場が与えられるとしたら…仮に復帰できなくて他の仕事をしても、絶対に仕事は他の人がやるもの。小手先に走らず人と触れ合える人間になって欲しい」

 

「ファンの方…アンジャッシュにそんなにファン、いるのかよっていうのもあるけど、昔『エンタ(の神様)』を見て笑った人、ちょっと好きな人を入れたら、そこそこいると思う。そういう方に迷惑をかけた。僕もそうだけど気分を害した人が相当いる。うちの渡部がご迷惑をかけて申し訳ありません」

 

「許してもらえるなら、仕事は1人で頑張っていこう。目の前の仕事をやらせていただくしかない。渡部の穴埋めもあるでしょうから、一生懸命やらせていただいて、使ってもらえるならやりたい」。

 

「(仕事が)なくなっちゃうかも知れない。アンジャッシュを始めて27年、知り合って30年…僕が誘ってやった。だから受け止めるしかない。改めて相方がご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」。

 

児嶋の謝罪は番組開始から約10分40秒に及んだ。