米歌手ビヨンセ(38)とジェイ・Z(50)夫妻の長女ブルー・アイビーちゃん(8)が、エンターテインメント界で活躍するアフリカ系アメリカ人やマイノリティーの人々に贈られるブラック・エンターテインメント・テレビジョン(BET)アワードにノミネートされた。

2001年に創設された同賞は音楽や演劇、スポーツなどあらゆる分野で活躍する人が対象で、授賞式の模様は毎年生中継されている。

ビヨンセが声優を務めたディズニーの実写映画「ライオン・キング」(19年)のサントラアルバム「ザ・ライオン・キング:ザ・ギフト」に収録されている楽曲「BrownSkinGirl」にボーカルとして参加したアイビーちゃんは、ビヨンセとともにソングライターとしても名を連ねているが、今回その楽曲でノミネートを果たした。

候補となっているのは、ネオソウルとR&Bの作品を対象とした最優秀HERアワードで、アリシア・キーズの「Underdog」やリゾとミッシー・エリオットの「Tempo」などもノミネートされている。

ビヨンセも最優秀女性R&B/ポップアーティストと「ホームカミング」でアルバム・オブ・ザ・イヤー、そしてドキュメンタリー映画「ホームカミング」(19年)で最優秀映画と3部門で候補入りしており、親子そろってのダブル受賞も期待される。

ブルー・アイビーはすでに同曲でソウル・トレイン・ミュージック・アワードのレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞している他、今年2月にはNAACPイメージ・アワードにも輝いている。

授賞式は今月28日に米CBSテレビで放送される。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)