映画「カメラを止めるな!」で知られる上田慎一郎監督(36)が、同作を米国の有名ホラー小説家スティーブン・キング氏(72)が視聴したことに「ああ、人生ってすごい」と感激をつづった。

キング氏は8日、作家のポール・トレンブレー氏から勧められて同作を視聴したことを自身のツイッターで報告し、「もし、あなたが暴れ回るゾンビのあらゆるバリエーションを見たことがあると思うなら...そうではありません。オリジナルでとても楽しい」と絶賛した。

このツイートに上田監督は「え!え!スティーブン・キングが『カメラを止めるな!』を観てくれた!!キャリー、シャイニング、ミザリー、スタンド・バイ・ミー、ショーシャンクの空に…貴方の産み出した作品が僕の血肉になっています。貴方の本『書くことについて』はボロボロになるほど読みこんでいます……ありがとう!!」と感激。その後も「まさかスティーブン・キングが自分の映画を観てくれる日が来るとは…先日ちょうど人生のマイバイブル5選を語るって取材で『書くことについて』の事を話したばかり。見てこのドッグイヤーの数。見てこのメモ書き。書き手として創り手として本当に大きな影響を受けてる。…ああ、人生ってすごい」と連投した。

さらに英文でキング氏に返信し、「『ワンカット・オブ・ザ・デッド』を監督した上田慎一郎です。映画をご覧いただきありがとうございます。私はあなたの大ファンです私はあなたの仕事に大きな影響を受けています。私はあなたの本を読み、執筆について学びました。どうもありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。