演歌歌手島津亜矢(49)が9日、都内で、自身初の無観客配信コンサート「がんばらなんたい」を行った。

今年がデビュー35周年だが、「初めての配信ライブということで、目の前にお客様がいらっしゃらないこの景色に戸惑っております」と緊張気味。約1時間で「時代」「The Rose」などのカバー曲を中心に、全12曲を披露した。

以前のようにコンサートが出来ない状況を憂いつつ、「また直接皆様のお顔が見られることを切に願い、皆様とお会いできることを楽しみにしております」とファンにメッセージを送った。

また、故郷の熊本は大雨による災害に見舞われた。熊本だけでなく九州各地の被災者へ「コロナ対策だけでも本当に大変な思いをなさっている中、この大雨でご自宅や仕事場が流されてしまうなど、ご家族やご友人、そして大切な方を亡くされた方々の映像を見るたびに、本当に胸が苦しくて言葉を無くしてしまいます」とし、「どうかくれぐれもお身体を大事になさってください。そして、くれぐれもお気をつけてください。私も引き続き、自分にできることを続けてまいります」と語ると、涙交じりで「マイ・ウェイ」を歌った。