Snow Manの目黒蓮(23)は、「結果を残す男」だ。レギュラーモデルを務めるファッション誌「FINEBOYS」が、単独表紙を飾った6月号、7月号と2号連続で重版した。

本人は「驚きとうれしさがありました。ファンの皆さんのおかげです」と感謝しつつ、「実際、より多くの人に手に取ってもらいたいという思いのもと、スタッフさんと一生懸命協力し合いながら撮影させてもらいました。僕たちの思いが、そういう結果につながったっていうのは、すごいうれしかったです」と強調した。

184センチのスタイルと、甘いマスク。王道アイドルかと思いきや、レギュラー出演しているTBS系「アイ・アム・冒険少年」では、珍解答を連発する一面も。「天然」「ツンデレ」とイジられることも少なくない。

インタビュー中も、不思議な雰囲気を持っていた。じっくり考え、真剣な表情で低音ボイスの言葉をつむぐこともあれば、「漢字がちょっと苦手なので…」と照れ笑いすることも。単純な「人気アイドル」ではくくれない魅力がある。

そんな取材の中で、特に言葉に力を入れたのが「結果」についてのくだりだ。冒頭に触れた重版も同様だ。「より多くの皆さんに見てもらうっていう結果でしか、『FINEBOYS』に恩返しができないので」とキッパリ。「これでちょっとだけできたかなと思うんですけど、もちろん、もっともっと返していきたいです」と続けた。

10年10月30日にジャニーズ事務所入り。10年弱のジャニーズJr.としての活動期間を経て、今年1月にSnow ManとしてCDデビューした。「20歳くらいの頃、自分の中でデビューが全然見えてこなかった時期に、これからは悔いのないように過ごそう、と決めたことがありました」と振り返る。「人間、いつ死ぬか分からないし、やりたいことも積極的に言って、全力で生きたいです」と話した。

毎日発行される新聞には基本的に「重版」こそないが、目黒が登場した6月20日の日刊スポーツ連載「サタデージャニーズ」にも、大きな反響が寄せられた。「いただいている1つ1つの仕事でとにかくしっかりと結果を残して、デビュー2年目、3年目につなげていきたいです」と意気込む23歳。「結果」を求めるブレないスタンスで突き進んでいく。【横山慧】