5人組ビジュアル系バンド、蟻のボーカルの一葉(かずは、年齢非公表)が25日、新型コロナウイルスに感染していたことが判明した。

同バンドの公式HPで「先日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のPCR検査を受けたVo.一葉ですが、本日陽性判定となりました事をご報告いたします」と伝えた。

所属事務所によると、一葉が感染した疑いのあるのは今月12日。同じ事務所に所属するジャックケイパーのボーカル飛炉(ひろ)にあいさつするため都内のライブ会場を訪れて約1分間、マスクを外して話をしたという。飛炉は17日に陽性と判定されている。ジャックケイパーは22日までに、メンバー5人全員がPCR検査で陽性判定を受けている。

関係者は「一葉は17日の段階で熱が38・5度あり、保健所に状況を説明しましたが『一葉と飛炉はあいさつを交わし1分程度の会話をしただけなので、濃厚接触者にならない』とPCR検査の許可が出ませんでした」と話している。

結局、嗅覚の消失とせきの症状が続いて、22日に検査をし、この日の陽性判定となった。

所属事務所では来月6日の大阪・OSAKARUIDO、同7日の名古屋・HOLIDAYNEXTNAGOYAでのライブ出演をキャンセル。インストアイベントの振り替えを調整している。