高岡蒼佑(38)が3日、インスタグラムを更新し、21年続けてきた俳優業からの引退を発表した。

「誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました。役者だからいいじゃん、俳優だからいいじゃん。その言葉を真摯に受け取れず、期待の言葉として頂いていたにも関わらず、自分にとってはプレッシャーでしかありませんでした。自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。誇れる才能も御座いません。期待に応える事が出来ず、本当に申し訳なく思っています。今後はどうかそっとしておいてください」

高岡は1999年(平11)にデビューし、2007年(平19)6月に女優の宮崎あおいと結婚。その後、11年に韓流ドラマを過剰に放送しているなどとフジテレビを批判するなどし、当時の所属事務所を退所。同年12月には宮崎とも離婚。16年には一般男性を殴ってけがをさせて逮捕され、不起訴処分になったことも報じられた。

18年10月公開の映画「止められるか、俺たちを」に出演。同年11月には一般女性と再婚し、2児の父となっていたことをインスタグラムで公表していた。今年1月2日にTBS系で放送の「義母と娘のブルース2020年謹賀新年スペシャル」と1月17日公開の「花と雨」にも出演していた。

高岡は「自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます。本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご多幸を心よりお祈りしております。関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。21年間、本当にありがとうございました」(コメントは原文のまま)と感謝の思いをつづった。