女優の土屋太鳳(25)が、チャリティーに対する自身の考えをつづった。

土屋は23日、日本テレビ系「24時間テレビ43」で、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子さん(48)率いる「チームQ」のメンバーとして募金ランに参加する直前にインスタグラムを更新し、「日本にはチャリティー活動がまだあんまり根付いてないと聞くことがありますが、確かに寄付や支援に関する話題は難しいのかなと感じることもあるし『偽善』という感じ方も存在すると思います。お金をかけて番組を作るなら、そのお金を寄付すればいいという意見も目にします」と、否定的な意見に言及。「安全への配慮のしかたや大事にする視点によっていろいろな考え方があると思うし、いろいろな意見があること自体がとても大切だと思います」とした。

続けて「そのいろいろな考え方のひとつとして私が思うのは寄付や援助だけだと、『する側』と『される側』という、2つの立場しか生まないかもしれない。そうなったら結局『限られた世界でのやりとり』になってしまって問題が広く認識されないのかなと思うし自分自身そう感じる体験もありました」と、自身の経験から私見を述べ、「社会の中で、孤独と闘いながら踏んばってる人たちがいるということは、『伝えなければ 伝わらないこと』だと思います。伝わってないから孤独なのだと思います」とした。

「私はまだ社会の現実を知らないから理想だけを思うのかもしれないけれど、お金だけ渡しても解決しきれないことは多くて、お金を集めるシステムというよりは『たくさんの人の心が 集まるしくみ』を考えなきゃいけない気がしていて、それにはまず『伝えること』が一歩なのかもしれないと自分では思ってます」と土屋。自身がチームQメンバーとして募金ランに参加する思いをつづり、「その一歩の先でこれから先、チャリティー活動に対して いろいろな人が参加しやすくなったり新しい夢のヒントを 感じていただけたら嬉しいです」とした。