6日放送予定だった堺雅人(46)主演TBS系連続ドラマ「半沢直樹」(日曜午後9時)第8話が、1週延期されることが決まった。同局が1日、発表した。新型コロナウイルス感染拡大で撮影や制作スケジュールに遅れなどの影響が出ているため。その代わり、6日にはキャストらが出演し、異例の生放送が行われる。

1日現在、生放送の内容は調整中といい、堺らキャストの中で誰が出演できるかも確定していないという。ただ、高視聴率を続けているヒットドラマだけに、生放送に期待が高まりそうだ。同日の放送について、TBSでは「キャスト・スタッフが一丸となって、1時間の生放送をお届けします」としている。

同作は13年に放送され、堺演じる主人公・半沢直樹が銀行内の不正の数々を暴いて大ヒットしたシリーズの続編。当初今年4月スタート予定だったが、新型コロナの影響で約3カ月、放送開始が遅れ、7月19日に初回を迎えた。

池井戸潤氏の小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作で、出向先の子会社で奮闘する営業企画部長・半沢と銀行本店に復帰し、営業第二部次長として活躍する半沢の姿が描かれている。

これまで、破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の再建を任された半沢と、それを阻もうとする銀行内外の敵との対決ストーリーに注目が集まっており、第7話では江口のりこ(40)演じる白井国交相とのバトルや、香川照之(54)演じる銀行の取締役・大和田と堺との掛け合いがSNS上で大きな盛り上がりを見せた。

ツイッター上では、これまで放送された7週とも連続で「#半沢直樹」がトレンド1位になるなど快進撃が続いている。それだけに延期後、13日に放送予定の第8話はいっそう注目を集めそうだ。