松岡茉優主演のTBS系連続ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(火曜午後10時)15日放送の第1話世帯平均視聴率が11・6%(関東地区世帯)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。

7月に亡くなった三浦春馬さんが出演し、冒頭から見せたとびきりの笑顔にSNS上では「笑顔がまぶしい」「キラキラしてる」などの感想が飛び交った。

同ドラマは、お金を正しく使うことにこだわりをもち、おもちゃメーカーの経理部で働く“清貧女子”九鬼玲子役を演じる松岡が、三浦さん演じるおもちゃメーカー御曹司とひょんなことから同居を始めるひと夏のオリジナルラブコメディー。玲子が15年間片思いしている初恋の先輩役を三浦翔平、玲子に片思いする会社の後輩役を北村匠海がそれぞれ演じ、4つどもえの恋愛合戦が繰り広げられる。全4話で完結する。

第1話で、玲子は2年越しの片思いの相手「1680円の豆皿」をようやく買いに行くことにした。手作りした豆皿専用のコースターを部屋に配置して、愛しの豆皿と結ばれようとした瞬間、目の前で女性連れの派手な装いの男が、購入してしまう。

その男は、なんと玲子が勤める会社の御曹司・猿渡慶太(三浦春馬さん)だった。

そんな折、慶太の度を越した浪費ぶりに、社長である父・猿渡富彦(草刈正雄)が激怒し、お金の勉強のために異動させ、慶太は経理部にやってきた。

最悪な再会の中、玲子は慶太の指導係に任命されてしまう。悪びれもなく浪費する慶太は、玲子とは、まさに正反対のタイプの人間。慶太の浪費っぷりに目を見張る玲子。穏やかだった玲子の日常が一変する。

さらに、あることがきっかけで慶太は玲子の家に住み込むことになり、玲子は慶太の意外な一面を知ることになる。“根は悪い人じゃないかもしれない”と感じ、経理部でも、プライベートでも正しいおカネの使い方を教えることになる。

まず、玲子が渡したのは、お小遣い帳。次に、玲子が慶太を連れて行ったのは、公認会計士の早乙女健(三浦翔平)のお金に関する公開講座。そこで慶太は、早乙女を一心に見つめる玲子を目の当たりにする。

そんなある日、会社のグッズを不正にフリマアプリに出品しているユーザーを見つける。同じころ、玲子は、営業部の後輩・板垣純(北村匠海)のある“ほころび”を見つけて、気になり、調べ始める。そして、慶太も手伝っていくうちに、衝撃的な事実が判明する。