女優松本穂香(23)が23日、大阪市内で主演映画「みをつくし料理帖」(角川春樹監督、10月16日公開)の舞台あいさつに出席した。

江戸時代後期、女料理人を主人公にした時代劇。劇中には「故郷をしのぶ料理」が登場する。大阪・堺市出身の松本は故郷の味として「ベタですけど、お好み焼きと串カツです。いつも行っている店があります。粉もん系が好きですね」と笑顔で話した。

福岡県出身の奈緒(25)は「もつ鍋です。小学生の時から通っていたお店からお取り寄せしています。店長さんと仲良くて、私の映画のポスターを貼ってくれています」と話した。

これが最後の監督作品となる角川春樹氏(78)も出席した。富山出身の角川監督は「祖母のつくったたら汁です。毎日、たら汁だった」と懐かしそうに振り返った。

撮影を通じて松本と大親友になったという奈緒は「福岡の人と大阪の人は相性がいいと思っていた。関西のノリが好き」と話すと、松本は「私たちカップルのように『大好きだよ』『大好きだよ』とメッセージでやりとりしていました」と明かした。