女優芦田愛菜(16)が29日、東京・有楽町のコニカミノルタプラネタリアで主演映画「星の子」(大森立嗣監督、10月9日公開)公開直前大ヒット祈願イベントに出席し、プラネタリウムの星空をバックに笑顔を見せた。

芦田は今作で、“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで、過酷な青春に翻弄(ほんろう)される、中3のちひろ役を演じる。イベントでは、ちひろが一目ぼれする新任教師役の岡田将生(31)が、ビデオメッセージを寄せた。劇中では、ちひろに対して、ひどい言葉を浴びせるシーンがあり、「心がすごく痛くて…。全うして演じさせていただきましたので、泣かせるつもりでお芝居させていただいた。すいませんでした!」と“謝罪”した。

芦田は「いやいやいや…」と恐縮しながら「自分の好きな人につらいことを言われて、しかもみんなの前で存在を否定されてどうしたらいいんだろうって…。私も演じていてつらいシーンでした」と振り返った。それでも「ぜひ今度は仲のいい生徒と先生役で共演させていただきたいです!」と笑顔で熱望していた。