角川春樹氏(78)が最後の監督作品と公言する映画「みをつくし料理帖」(16日公開)のヒット祈願祭が7日、東京・神田明神で行われた。

角川氏は「劇中のお札も実は神田明神に書いてもらった。映画はお祭りだと思っているので、その中心である神社に来るとやっぱり落ち着きます」。

料理が題材の作品。松本穂香(23)は「撮影を通して、お出汁(だし)の深さを改めて実感しました」。奈緒(25)は「撮影に使ったところてんがとてもおいしかった」とそれぞれ振り返った。

主役の2人を前に角川氏が「多くの女優を見てきたが、2人の資質はずぬけている」と話すと、「すごく光栄です」(松本)「照れます」(奈緒)とそろって笑顔を見せた。